2025年4月15日
病気の説明
パターン脱毛症とは徐々に進行する対称性の脱毛で非炎症性脱毛です。好発犬種としてダックスフンド、ボストンテリア、チワワ、イタリアン・グレーハウンドなどが知られています。“パターン”とはもともと人の男性型脱毛症(male-pattern)に由来しており、徐々に毛包が萎縮し脱毛するという点で似ているとされています。発症は生後6~9ヵ月齢が多く、徐々に進行していきます。
主な症状
症状は頸部腹側~胸部にかけて、耳根部、大腿部後縁にみられることが多く、とくに痒みは伴わないのが特徴です。
治療のポイント
診断は好発犬種であることと特徴的な脱毛部位でつくことが多いですが、抜毛検査を行うと細くなった毛幹を確認することもあります。 治療としてはメラトニンの内服等を行うこともありますが、基本的には美容の問題のみのため治療せず経過をみることも選択肢となります。