神経運動器診療科
神経運動器診療科

「足をピョコタンピョコタンとしていて足を床に付けたがらない」「いきなりキャンと鳴いて後ろ足を痛がった」「前足を痛そうに歩く」「ふらついている」「うまく歩けない」「発作が出た」などの症状でご来院される方が多いように感じています。病気の確認のためにはご自宅で認められていた症状の詳細情報(症状の動画があると尚良い)の確認と診察室内における状況確認の上で、レントゲン検査や血液検査などの確認を行うかのご相談が必要になります。
また、緊急性疾患として代表的な状況は「止まらない痙攣発作(発作重積)」です。5分以上持続する痙攣発作は放置せずに積極的な治療介入が必要になります。そのため持続する痙攣発作が確認された場合は早急に動物病院へご連絡の上で治療対応へ進みましょう。理想的には20~30分以内に積極的な治療介入が行なえるように受診移動ができると良いと思います。
見かける病気は膝蓋骨脱臼や前十字靭帯断裂や椎間板ヘルニアや脊髄空洞症や頭蓋内疾患(特発性てんかん、脳炎、脳腫瘍など)が挙げられると思います。
次のような症状が見られたら神経・運動器疾患の病気の可能性がありますのでご相談ください。
膝蓋骨脱臼、前十字靭帯脱臼、爪囲炎、趾間皮膚炎、変形性関節症、骨折、股関節脱臼、椎間板ヘルニア、変性性脊髄症(ウェルシュ・コーギーなど)、頭蓋内疾患、腫瘍など
爪囲炎、趾間皮膚炎、変形性関節症、肘関節不一致、骨折、肩関節脱臼、椎間板ヘルニア、頭蓋内疾患、腫瘍など
椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼、環椎軸椎不安定症、脊髄空洞症など
特発性てんかん、脳炎、脳腫瘍、肝性脳症、電解質異常、循環器科疾患、呼吸器科疾患など
特発性前庭疾患、脳炎、脳腫瘍、甲状腺機能低下症など
ねこちゃんは高齢になると関節疾患が生じていることが多いです。ある報告では10歳以上のねこちゃんの61.8%が変形性関節症や変形性脊椎症を患っていたというデータもあります(12歳以上では70%以上)。また耳折れのあるスコティッシュフォールドは骨軟骨異形成症という遺伝性疾患を持っており重症度に違いはあるものの必ず発症するとされています。神経・運動器疾患を疑うような症状があればご相談ください。
膝蓋骨脱臼、爪囲炎、変形性関節症、変形性脊椎症、脊髄障害、骨折、頭蓋内疾患、腫瘍など
爪囲炎、変形性関節症、骨折、脊髄障害、頭蓋内疾患、腫瘍など
特発性てんかん、脳炎、脳腫瘍、肝性脳症、電解質異常、循環器科疾患、呼吸器科疾患など
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