呼吸器科
呼吸器科

呼吸器疾患(呼吸器症状)は時としてある日突然状態が悪くなって緊急対応を迫られるような患者さんもいらっしゃいます。その際はあらかじめ動物病院に電話などで連絡をしていただいてから向かっていただくことをお勧めいたします。来院時もストレスや興奮をあまりさせないようにご来院されることをお勧めいたします。呼吸が苦しいことに関連して高体温になっていることもあるので体温上昇を防ぐ目的で保冷剤などによる冷却対応をしながらの来院も良いと思います。例え緊急度が高くなさそうな症状であっても悪化する前のなるべく早い時点で受診をいただきご相談いただくことをお勧めいたします。
普段の診療の中で多く拝見する機会がある病気は犬伝染性気管気管支炎や短頭種気道症候群や気管虚脱(原発性気管虚脱と動的頚部気管虚脱)や気管気管支軟化症といった疾患が多いように感じられますが、時には歯科疾患に由来する鼻炎症状で来院されます。同じような症状でも患者さんによって全く異なる病気であることも多いため、飼い主様からのより詳細な症状情報の聞き取りが必要となります。そのため、呼吸器症状を患っているわんちゃんをお連れの際には特に日々の症状について最も詳しく知っている方が連れて来ていただくことをお勧めいたします。
このような症状が見られたら、呼吸器系の病気の可能性があります。
鼻水が多い、くしゃみが多い
急性鼻炎、口腔鼻腔瘻、鼻咽頭腫瘤性疾患、真菌性鼻炎、リンパ形質細胞性鼻炎など
鼻の通りが悪そう
鼻腔狭窄症、鼻腔内異物、鼻腔内腫瘍など
呼吸が早くて苦しそう
肺水腫、肺炎、肺血栓塞栓症、短頭種気道症候群、間質性肺疾患など
呼吸するときに異常な音がする
「スースー」音がする
鼻腔内閉塞が生じている可能性あり(狭窄、腫瘤などの存在、炎症の腫れ)
「ズーズー」や「ブーブー」音がする(いびきみたい)
軟口蓋過長やポリープの存在など
「ガーガー」音がする
短頭種気道症候群など
「ヒーヒー」音がする
喉頭麻痺など
「ガヒーガヒー」音がする
重度の気管虚脱など
咳が出る
気管虚脱、循環器科疾患、犬伝染性気管気管支炎、気管気管支軟化症、慢性気管支炎、肺炎など
呼吸器疾患(呼吸器症状)は時としてある日突然状態が悪くなって緊急対応を迫られることがあるため症状などがある場合はなるべく早めの受診をお勧めいたします。ねこちゃんでは特に急性上部呼吸器感染症や慢性副鼻腔炎や気管支疾患が多くみられるように感じます。同じような症状の患者さんでも病気は全く違うことが多いのが呼吸器疾患の難しいところでもあります。症状が認められるときはどうぞお早めにご相談ください。
このような症状が見られたら、呼吸器系の病気の可能性があります。
鼻水が多い、くしゃみが多い、鼻の通りが悪そう
急性上部呼吸器感染症(ウイルス性、細菌性)、鼻腔内異物、鼻咽頭ポリープなど
呼吸が早くて苦しそう
急性上部呼吸器感染症(ウイルス性、細菌性)、肺水腫、気管支疾患(喘息)、猫のブロンコレア、胸水貯留、循環器科疾患、気道異物、肺炎、その他の救急疾患など
呼吸回数はそれほど多く(早く)ないが苦しそう
鼻炎、鼻腔狭窄症、炎症性鼻甲介ポリープ、喉頭狭窄、喉頭腫瘍、循環器科疾患、その他の救急疾患など
咳が出る
急性上部呼吸器感染症(ウイルス性、細菌性)、肺炎、喉頭炎、気管支疾患(喘息)、猫のブロンコレア、循環器科疾患など
TOP