内分泌科
内分泌科

内分泌疾患を疑ってご来院される方はあまりいらっしゃらないと思いますが、「最近毛が薄くなってきてお腹も出てきた」「最近お水を多く飲む」などの理由でご来院されて、検査してみると副腎の疾患などが見つかることはよくあります。副腎疾患は内分泌疾患の代表的な病気の一つで、わんちゃんには比較的多く認められる病気です。
副腎の病気の中で一般的なものは副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)です。中高齢のわんちゃんで確認されることが多く、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌してしまう病気です。症状としては水を多く飲み薄い尿を多くするようになったり、皮膚や筋肉が薄くなるなどが認められることが多いです。ちなみに水を多く飲んでしまう病気としては他にも糖尿病や子宮蓄膿症や腎臓病などでもみられる症状なので合わせて調べる必要があります。
また、甲状腺機能低下症も中高齢のわんちゃんに認められやすい内分泌疾患です。特徴的な症状として活動性が低下したり胴体部分や尾の部分の脱毛や繰り返される外耳炎、食事量が変わっていないにも関わらず体重が増えていくといったものが挙げられます。
このような症状が見られたら、内分泌系の病気の可能性があります。
副腎皮質機能亢進症、糖尿病、子宮蓄膿症、慢性腎臓病など
副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症、そのほかの皮膚科疾患など
副腎皮質機能亢進症、肥満、腹腔内腫瘤の存在、腹腔内貯留液の存在など
内分泌疾患を疑ってご来院される方はあまりいらっしゃらないと思いますが、「よく食べるのに痩せている」「高齢の割に元気がいっぱい」といった患者さんの検査をすると甲状腺機能亢進症を患っていることは案外多いです。ねこちゃんは中高齢になってくると甲状腺機能亢進症を患う子が増えますので注意が必要です。また、「お水を多く飲む」という症状でご来院される患者さんで特に多い病気は「慢性腎臓病」と「糖尿病」です。お水を飲む量も普段から気にかけてあげるようにしてあげてください。
このような症状が見られたら、内分泌系の病気の可能性がありますのでご相談ください。
糖尿病、慢性腎臓病など
副腎皮質機能亢進症、過敏性の皮膚疾患(アトピーなど)など
甲状腺機能亢進症、消化器科疾患(消化管内寄生虫感染、腫瘍)、その他の炎症性疾患など
甲状腺機能亢進症
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