消化器科
消化器科

嘔吐や下痢などでご来院される方はとても多く、そしてとても一般的な症状ではあるのですが、これらの症状を引き起こし得る「原因」は本当に多岐に渡ります。そして症状としても一時的であったり散発的であったり慢性的であったりもします。または軽症なものから重症なものまで、緊急性が高いものから低いものまで様々です。これらを評価していく上で、「普段何を食べている(主食、おやつなど)のか」「直近で何を食べているのか」や、「生活スタイルの変化」や「ストレスの有無」や「誤食の可能性」や「過去の症状の有無や病歴」などを加味した上で血液検査や腹部超音波検査などを実施した上で評価していく必要があることが多いです。
吐く
胃炎、細菌性腸炎、食事反応性腸症、炎症性腸疾患、リンパ管拡張症、膵炎、肝炎、胆嚢炎、消化管内寄生虫感染、胃腸内異物、腫瘍性疾患、腎不全、副腎皮質機能低下症など
下痢
細菌性腸炎、食事反応性腸症、炎症性腸疾患、リンパ管拡張症、膵炎、肝炎、胆嚢炎、消化管内寄生虫感染、腸内異物、腫瘍性疾患、腎不全、副腎皮質機能低下症など
便秘・排便困難
会陰ヘルニア、前立腺疾患、大腸内腫瘍など
嘔吐や下痢の症状として現れるような疾患でよく拝見する機会が多いのはやはり胃腸内異物によるトラブルです。ジョイントマットをちぎって食べて腸に詰まったり、毛玉が腸に詰まったり、紐状異物を食べて腸重積になってしまったりと異物によるトラブルはとても多いです。胃の中にあるのであれば催吐剤による対処も選択肢に上がりますが、ねこちゃんは催吐剤の効果が出にくいため催吐処置によって吐き出さないことも多いです。
そのため全身麻酔下で内視鏡検査を行ない摘出することが多いです。異物が腸に流れてしまい便として排出されることなく腸閉塞を引き起こした場合は生死に関わるため早急に摘出する必要があります。異物が腸に詰まってしまった場合は内視鏡で摘出することは推奨されないため基本的には開腹手術で対応することが一般的です。
異物以外にも消化器科疾患では感染性腸炎(細菌やウイルス、寄生虫など)や膵炎、胆管肝炎や炎症性腸疾患、便秘などを患う患者さんも多いです。
吐く
食道炎・食道狭窄、胃炎、毛球症、細菌性腸炎、食事反応性腸症、炎症性腸疾患、膵炎、肝炎、胆嚢炎、消化管内寄生虫感染、胃腸内異物、腫瘍性疾患、腎不全、好酸球性硬化性線維過形成など
下痢
細菌性腸炎、食事反応性腸症、炎症性腸疾患、膵炎、肝炎、胆嚢炎、消化管内寄生虫感染、腸内異物、毛球症、腫瘍性疾患、腎不全、好酸球性硬化性線維過形成など
便秘
巨大結腸症、骨盤狭窄、大腸内腫瘍など
TOP